Baltic State : 08年度の通貨統合も期待薄?(ラトビア)
EU委員会のJoaquin Almunia氏は1日、ラトビアの通貨統合に関して08年度の通貨統合は大変難しいだろうと独自の意見を示唆した。
ラトビアの05年度のインフレ率は6.9%を記録し、08年度になってやっと3.5%の水準まで下がるとみられている。それでも通貨統合基準の2%を大幅に上回ることになる。
現在のラトビアのインフレ率はEU内で最も高い水準をつけている。
通貨統合には、各国はインフレを低めに主導する必要があり、その他にも予算赤字の解消や通貨の変動幅を抑えるなど多くのバーが存在している。