Baltic State : 経済縮小は、第2四半期次第(エストニア)
地元紙Postimeesが09年第2四半期のGDPは今年1年を通してエストニアにとって最も困難な時期になるとデンマークのDanske Bankの最新レポートで分析されていると報じた。
同レポートでは、第2四半期の経済規模の縮小は15%を上回ることになると指摘されている。
特に今年のGDPは第2四半期に大きく左右されることになり、とても重要だという。
そして場合によっては、予想を超える規模の縮小に直面するかもしれないという。
GDPの先行き不安は、歳入の減少にも影響を及ぼしかねず、政府も早々に予算をカットを断行して、財政赤字をGDPの3%以下に留めることに必死になっている。
それでも同行では、依然、エストニアには年内にユーロ導入の基準クリアの可能性が残されているとして、財政バランスの重要性を説いている。