コペンハーゲン7
メールマガジン
07年1月1日からブルガリア、ルーマニアがEU加盟を果たすことが決まり、巨大化する欧州・中東欧に続き、巨大市場として台頭しつつあるロシア、GDP成長率が10%を上回るバルト3国、国営企業の民営化を急ぐCIS諸国といった地域の経済状況などの情報を配信しています。

メールアドレス:

→詳しくはこちら


i-modeにて最新経済ニュースをいつでもご覧いただけます。

広告掲載について

ニュース過去記事検索
Baltic State : タリンク,シルヤラインを落札(エストニア)
投稿者: 編集部 投稿日時: 2006-6-13 2:01:00 (991 ヒット)

エストニアの旅客船会社タリンク(Tallink)がフィンランドのシルヤライン(Silja Line)を落札した。シルヤラインの親会社であるシー・コンテナ(Sea Containers)が5億ユーロ(78億EEK)でタリンクに売却を決めた。

シルヤラインはバルト海においてスウェーデン、フィンランド、エストニアを結ぶ航路を保有している。実際の所、今回の売却はシー・コンテナ社のリストラの一環とされている。

シルヤラインは昨年、免税品の販売が大きく落ち込み、燃料費の高騰や新規に始めたドイツ-エストニア航路の失敗で赤字が急激に拡大していた。05年1-9月期までの損失は5850万ドルに上っていた。

今後は、タリンクによるヘルシンキ-タリン航路の独占率が拡大することになり、独禁法に従いシェアの50%強を他社に売り出すことになる。

印刷用ページ このニュースを友達に送る

Copyright (c) 2004 CPGBalticsOU All rights reserved.
本ホームページの全部または一部を 無断で複写複製(コピー)することは、 著作権法上での例外を除き、禁じられています。