タリンク,シルヤラインを落札(エストニア)
投稿日時 2006-6-13 2:01:00 | トピック: Baltic State
| エストニアの旅客船会社タリンク(Tallink)がフィンランドのシルヤライン(Silja Line)を落札した。シルヤラインの親会社であるシー・コンテナ(Sea Containers)が5億ユーロ(78億EEK)でタリンクに売却を決めた。
シルヤラインはバルト海においてスウェーデン、フィンランド、エストニアを結ぶ航路を保有している。実際の所、今回の売却はシー・コンテナ社のリストラの一環とされている。
シルヤラインは昨年、免税品の販売が大きく落ち込み、燃料費の高騰や新規に始めたドイツ-エストニア航路の失敗で赤字が急激に拡大していた。05年1-9月期までの損失は5850万ドルに上っていた。
今後は、タリンクによるヘルシンキ-タリン航路の独占率が拡大することになり、独禁法に従いシェアの50%強を他社に売り出すことになる。
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