今年、海外から多数の留学生がタルトュ大学(University of Tartu)に修士&博士留学してきていらしい。
入学が許可された外国人留学生は77人に上っており、この数字は08年の2倍に達しているという。
学部別で見ると、30人という半数近い留学生を受け入れたのは医学部の症候学で、その他ではタリン工科大と提携している工学部のソフト開発に22人が学ぶことになっている。
出身国を見ると、主にアメリカ、ロシア、ウクライナ、ドイツからの留学生が多くなっている。
一方で意外な国からの留学生はというと、シリア、メキシコ、インド、コロンビア、スリランカなどからもわざわざエストニアまで留学しに来ている。
学部への留学では、今年は外国から1184人が入学の申し込みがあったといい、大学院への申し込み166人と比べてもかなりの外国人が学部留学を望んでいたようだ。
因みに同大学では、6つの修士課程を英語で行っており、その中には症候学、応用推測科学、ソフト開発、バルト3国研究、欧州-ロシア学、福祉&スパサービス・デザイン・管理学などとなっている。
スカイプなんかのソフト開発がエストニアから誕生したのもタルトュ大やタリン工科大の存在が大きいと考えられている訳で、日本人もちょっとくらいは同大学に正規留学なんてしてみても面白いかもしれないんじゃないかな?