なんとアメリカのFBIが外国からのエストニアのコンピューターシステムを守る為に全力で協力することを表明したんだと?!
FBIとは、よく映画で出てくるがアメリカの連邦捜査局というやつだ!映画ではFBIとCIAが競争する組織の様に映し出されているが、CIAは海外、FBIは国内専門という線引きが取り敢えずある。
そして、今回、FBIのコンピューターの専門家が今年からエストニアに常駐して、世界的なコンピューターテロからコンピューターシステムを守る為にエストニアの当該当局と協力するという。
一般的にFBIは国内の犯罪に対処する為のものだと見られているが、今回、初めてアメリカ以外の地でスタッフを常駐させることにしたらしく、サイバー犯罪の検挙に取り組んでいく予定だと海外進出?について説明している。*実際には海外にも出先機関はいくつもあると思うのだが???
FBIが真っ先に今回エストニアという地を第1の海外常駐先としたのは、エストニアが既にサイバーテロを経験しており、その対応など世界で最も進んでいると判断したからだという。
NATOもエストニアにサイバー防衛センターというの立ち上げているているので、FBIもNATOのそれと協力していくつもりだと言っている。
エストニアは今まで世界で殆ど知られぬ存在であったわけだが、07年のサイバーテロで瞬く間にその知名度を上げたわけで、それが今日のサイバーテロ対策最前線基地としてその地位を確立しようとしていることは雨降って地固まるではないが、正にそんな感じではないだろうか。
これまでIT先進国というイメージ作りに一定の成功を成し得て来たエストニアとすれば、この機会に新たな軍需産業を確立するチャンスの到来なのかもしれない?!