失業率の悪化が止まらない!
景気後退の波はアメリカ、アジア、欧州と何処に行っても同じで金融危機発生のアメリカでも失業率は8%を超えている。
エストニアの失業率は今7.4%だ。
毎日のように失業者がハローワークに職を求めに殺到しているといい、実際に失業者は4万8774人と日増しにその数が増えている。
関係省庁によると、失業者数は、来週早々にも5万人を超え、どこまで今後悪化するのかを予測するのも難しいと見ている。
最近の兆候では、1週間に3000人近い失業者が失業登録を行っている。
実際に先週には3019人が失業登録を行った。
見通しは暗く、今後、当分はこの流れが続くのだろう。
失業率の悪化はエストニアに限った話ではなく、隣国ラトビアでは更に酷い。
ラトビアの就労局によると、失業者数は急増しており、2月末の失業率は9.5%に達したという。
3月中にも10%台に達すると見られ、同時に失業者数は10万人を超えてしまった。
2月の失業者数は1万3295人増え、月初の9万436人から10万3731人にまで増加している。
本当に近い将来、バルト3国はどこも失業率10%時代が到来してしまうのだろうか?
欧州の中でも最も雇用情勢が安定していると見られてきたこの地域も一気に状況が反転するということなのかもしれない。