景気が悪くなったことからか、最近、タリンでは高級車の盗難が多発している。
11月には10台以上の高級車が盗まれたが、今月も新車のポルシェ・カイエンGTSがタリン・バスターミナル近郊の駐車場(Lastekodu St.)から盗まれたらしい。
11月に盗難にあった高級車の筆頭と言えば、ベントレーのリムジンで、レクサスやベンツの他トヨタのランドクルーザーなんかも盗まれている。
盗難が増えているのは、正に高級車だけで、一般の乗用車は見向きもされない状況らしい!
盗難が増えていることで頭を抱えているのは保険会社で、保険詐欺の可能性もあり、そう簡単に保険金の支払はできないと言う強い態度で最近の盗難事件を傍観している。
保険詐欺の可能性も確かにあるが、高級車だけを狙った自動車ドロというのは日本でもよく聞く話な訳で、景気が悪くなると犯罪が増えるというサイクルはエストニアでも全く構図は同じだということか?!