今日の午後、タリンでダライ・ラマがスピーチをすることになっている。
ダライ・ラマがエストニアを訪れるのはこれで3回目となるんだが、エストニアからしてみれば、これまでにも2回も来てんだから何ら問題ないっしょ?!って勘違いしていたと思う。
今回のダライ・ラマのエストニア訪問で、タリンの中国大使館が大きく怒りを表明している!
「警告する!両国の外交関係に大きく影響することになるぞォー」
こんな具合に!
昨今、特に上海万博以来、エストニアは中国依存を高めようとしている。
その証拠に今、タリンの旧市街を歩くと所狭しと中国からの観光客がカメラを片手に散策したり、カフェで寛いでいる。
今回、ダライ・ラマがエストニアを訪問したことに対して、中国のエストニア大使館も呼び出しをくらっている!
正に去年の丹羽大使が何度も夜中にまで呼び出しをくらったように!呼び出しでは、なぜダライ・ラマの訪問を認めるのかを公式に説明しなさいってことらしい。
つまり、納得いかなければ・・・・だぞーって脅してる?!
さて、月刊バルトジャーナル最終号だったかに今後、エストニアっていうかバルト3国は、中国に関する研究機関の立上げが必須だと説いたと思う。
正に今回のような事が前もって研究されていれば、中国がどのような行動に出てくるかといった対処法も理解できていたと思う。
今後、中国がどれくらいあげた拳を下ろしてくるかはわからないけれど、小国のエストニアがまともに立ち向かえる相手でもない。
今後も経済での中国依存を高めるつもりなら、早々にSinostudy(中国学)を確立し、研究機関を持つべきだろう!