現在、ラトビアには計1375台のATMが設置されている。昨年末の1359台からも16台増加した計算だが、支店再編などもあり、ATMを増やすことで顧客サービスを充実させようとしている。
一方で、国内に流通する銀行カード、所謂、キャッシュカード枚数は240万1000枚に留まり、昨年末の242万4000枚から実に2万3000枚も減少した格好となっている。
2008年には計251万8000枚ものキャッシュカードが発行されていたことからすれば、11万7000枚ものカードは一体どこへ行ってしまったのか?!
景気後退や経済危機なんかで顧客離れが起こったり、口座開設先を統一したりして、いくつも持っていた口座数を減らすなどした為だろか?発表されているデータには、1人当たりの所有枚数は発表されていないが、総人口が今240万人なので、取り敢えずほぼ1人1枚キャッシュカードを持っているという計算になる。
とは言え、普通、1人が複数の金融機関に口座を開設するのは一般的だと思うので、きっと1人1枚っていう訳でもないだろう?!
因みに、ラトビアには現在31の金融機関があり、その中には10行の外資系銀行の支店も含まれている。