ユーロバロメーター(Eurobarometer)が行った最新調査で、ラトビア人の実に3人に1人、リトアニア人の4人に1人が将来外国に移住を計画しているという結果が齎せれ、欧州で最も移住意欲が高い国だと指摘されている。
回答者の3人に1人(34%)が10年以内の海外移住に前向きだと回答を寄せたラトビアは、欧州平均の11%を大きく上回る移住意欲を最も有しており、リトアニアの24%、エストニアの15%を大きく引き離している。
データでは、ラトビアは欧州一、そしてリトアニアは欧州第二の移住意欲の高い国で、エストニアは全体では8番目に意欲の高い国であった。
これらの海外移住意欲の高さの背景は、バルト3国の市民は欧州の中でも最も多言語を操れる人々であるということもあるようだ。