現在、エストニアは計1282人の留学生が世界62カ国から国内の大学で就学中だという。
これは留学生数の増加を目指しているエストニアとしては喜ばしい結果で、2005年時の留学生数から比較すると、388人も多くの外国人留学生がエストニアで学んでいることになる。
留学生の多くは、やはり隣国からの学生が多く、フィンランドの570人を筆頭に、ロシアの108人、ラトビア103人、中国70人と続き、人数は多くはないがキューバ、グアテマラ、ボツワナ、トリニダード・ドバゴ、南ア、インドネシアなどからも留学生がやってきている。
また、留学生の750人あまりが英語での授業を受けており、495人がエストニア語、41人がロシア語での授業を受講している。国内の大学に在籍している留学生の487人が学部生で、367人が修士課程、そして170人が博士課程に籍を置いている。
因みに、2010年-2011年度に国内の大学に在籍している学生数は計6万9113人おり、前年よりも128人の増加となっている。