リトアニアがロシア側に要請していた天然ガスの値引きが拒否されている。既にエストニア、ラトビアの両国はロシア側から15%の値引きを勝ち取っているが、リトアニアだけは未だに今年のガス価格が確定していない。
エネルギーの独立性を目指すリトアニアとしてもこれは流石に大きな問題となっている。リトアニアは今、国内のガス会社(ロシア側が株式を一部所有)を分割する方向にはいっており、ロシア側がそれに反発しているという。
露ガスプロムは、既にラトビア、エストニアとのガス価格を双方の条件のすり合わせに合意し、値引き幅が15%と決定させている。しかしながら、リトアニアの動向は同社にとっては不利になるとの意向で、ガス価格が未だに確定できずにいる。
まだまだ合意までは長い道のりとなる可能性もあり、今年のリトアニアのガス価格は今後、高騰していくかもしれない?!