エネルギーの独立性の確立に重きを置いているバルト3国各国だが、特に既に老朽化している原発を抱えるリトアニアでは、早く新たな原発の建設にこぎ着けたいとしている。
その新原発建設にポーランドのエネルギーグループも大きな興味を寄せている。ポーランドのPolish Energy GroupがVisaginasの原発計画に参画したいとしており、同社は、エストニア、ラトビア、ポーランドもバルト海諸国としてもこの原発建設に共同参加すべきだとの立場をとっている。
Visaginas原発の規模は、どれくらいの資金が最終的に集まるのかという点に左右されそうで、まだどれくらいの規模になるのかは未定といった状態にある。
これまでに、同原発の建設には、韓国のKorea Electric Power Corp.が入札に参加することを明確にしており、ポーランド企業を含めて、検討中という外国企業も多いとみられている。