日本円がローカルカレンシー化し始めているのだろうか?!
今後、エストニアでは日本円は国際通貨ではなく、単なる極東の通貨の一つにすぎないという扱いになりそうだ。。。
既にSWEDBANKでは日本円の換金は数年前から出来なくなっている。ここ数年のエストニアでは、両替所かSEBでしかまともに日本円の両替が出来ないでいた。それが、今後は更に不便になるようだ。
エストニアで流通する外国紙幣が取り扱いが大きく減少していることで、SEBではいくつかの通貨の取り扱いをやめることを決定した。
来年度から国内通貨としてユーロが流通するが、これまでもSEBが取り扱いをしてきた外貨におけるユーロの比率は44%を占めてきた。既にユーロが流通することが決まったことで、今年はこの傾向が更に顕著となり外貨におけるユーロの比率は実に80%を超える水準にまで拡大している。
SEBが取り扱う外貨には、ユーロに次いで米ドル、露ルーブル、スウェーデンのクローナで残りの大半を占め、その他は微々たるものとなっている。
外貨の取り扱いが大きく減ったことで、同行では、本店、支店も持ち込まれる以下現金の取り扱いをやめることを決めている。
取り扱い中止の通貨は、1.オーストラリア・ドル 2.カナダ・ドル 3.チェコ・クローナ 4.ハンガリー・フォリント 5.ポーランド・ズロチ そして、6.日本円の6つ。
これらの通貨の現金での取り扱いは12月1日で終了となるが、外貨送金や電子決済などはこれまで通りなので大きな支障をきたす問題は起こり得ないらしい。現在、これらの通貨で貯金している分は、口座は現状維持出来、ただし、出金する時は、ほかの通貨でのみ可能となるそうだ!