今年のエストニアは本当に異常なほど寒かったり暑かったりした。この夏のエストニアを襲った猛暑は過去50年で最も暑かった年に匹敵すらしい。
エストニアの気象学者らはこの夏は半世紀ぶりの暑さだったといい、確かにこの夏の平均気温は18.1度ではあったがロシアとの国境街ナルバ近郊で35.4度を記録した。
これだけ緯度が高い位置にあるにもかかわらず35度を超える暑さを経験するのはやはり希にしかなく、これまででも1992年にVoruで記録された35.6度以来の高温だったという。
因みにこれまでで夏の平均気温が最も高かった年は2002年の17.9度、そして1972年の17.8度であった。
気温が氷点下を上回らない極寒期間が年初に1カ月以上続き、そしてこの夏のこの暑さ。
冷房なんて当然ないエストニアで30度を超えてくるってのはかなりキツイとしか言えず、陽も強いことからこの夏を過ごすのはお年寄りは特に厳しかったかもしれない。
やはり異常気象なのだろうか?