この所の不景気が若者の就職環境を厳しいものとさせている。
大学を出ても希望の仕事に就けないといった状況がリトアニアでも起きている。所謂、氷河期世代といったところだが、特に大卒者だけではなくこれまで管理職をしていたりエコノミストといった専門職に就いていたもの同じく転職もしくは就職できずにいる。
リトアニア就労局によると、ここ最近大学を出た学生の就職難は酷く、同様にソーシャルワーカー、社会科教師、エコノミスト、管理職といった人達が就職先を求めて就労局を訪れているという。
現在、求人している企業は少なく、新卒の失業者は昨年同期の2倍にも上っており、「大学は出たは職はなし」といった厳しい経済環境下に投げ出された格好となっている。
国内経済の経済規模自体が小さく、国内で仕事が見つからないと海外就職も已む無しと海外に仕事を求める若者も急増しており、人材流出は危機的状況に今後直面することになるかもしれない。