エストニア共同運用集会(Estonian Co-operation Assembly)が外務省に問い合わせたところ、エストニア人(ネイティブ)の総人口は、世界各国に散らばっている者も含めて計106万人に過ぎないことが分かった。
106万人の内、エストニア国内に在住するのは93万人に過ぎず、残る13万人は世界各国に散っているという。
外国在住とされるネイティブ・エストニア人の最大の居住先はロシアだが、多くが年配化しており、その人口も国内同様減少具合が急速に広がっている。
特に東側に移住したエストニア人の減少は厳しく、一方で西側に逃れた者は数字は少なくとも増加傾向にあるという。
外国(西側)移住を目指す者の多くは、当初は就学や就職で国を離れ、そのままその移住先に居着くというのが最近の傾向となっている。
とは言え、もし実際にエストニア国内にいるネイティブ・エストニア人の人口が93万人に過ぎないのなら、総人口133万3210人の実に7割弱がエストニア人ということになる。
因みにエストニアの総人口も今後は毎年のように減少し、35年後には120万人を切るところまで減少するらしい。当然その後も引き続き減っていく。