現在、エストニアではカジノへの入場年齢を18歳まで引き下げようという動きが出ている。
エストニアの賭博業者らは、EUに習い、カジノへの入場年齢を18歳まで引下げてほしいと願っている。現在、カジノ許可年齢が21歳とされ
ている国は計たったの4つしかなく、その一つがエストニアとなっている。
エストニアギャンブル協会によると、更にEU化が進む社会ではより競争が激化する為、少なくとも他EU諸国と同様の条件下にエストニアでもギャンブル業界を扱ってほしいとしている。
18歳が大人か否かというのには各国でかなりその解釈は違っている。18歳で結婚でき、アルコールが飲めて、車も運転でき、選挙でも投票
できるのに、なぜギャンブルだけがだめなのかというのが同協会の説明だ。
政府としては、06年にも一度同様の調査を行っており、その時には漸く高等教育を終えたばかりの者が社会に出て、所得を得るようになり、
一見大人になったように見えるけれど、彼らにカジノなどの中毒性の高いものを許可するには社会的な問題としての特性があまりにも大きいと
の判断が当時の調査では出されている。
ギャンブル年齢の引下げ提案は、現時点では既に出されており、その判断は早ければ今月中にも出るかもしれない。