近い将来、タリンとワルシャワが鉄道で往来できる様になりそうだ!
エストニアのJuhan Parts経済通信相がRail Baltica構想の欧州主導者Pavel Telicka氏とこの12日に会ったのだが、そこで近い将来にタリンとポーランドをできるだけ早い段階でつなぐことを目指すと話し合ったらしい。
当然、この2カ国が結ばれるという事は、この間にあるラトビア、リトアニアとも結ばれるというわけだが、これまでRail Balticaは構想ばかりでなかなか進展してこなかったという過去があり、特に鉄道網がボロボロなエストニアでの鉄道網構築が急がれていた。
今回の会談では、エストニアは数年の内に国内の既存鉄道網を再構築し、少なくとも旅客向けの鉄道だけは完成させることにフォーカスするという。
これまで飛行機もしくはバス、乗用車などでしか行き来できなかったこの間を鉄道で結べられれば更に人の移動は楽になり、同時に大量の人を一気に移動させられるようにあり経済の起爆剤になる。
確かにバス移動以外、ゆったりと風景を見ながら旅行できる手段はなく、鉄道網の構築で新たにお安い旅行手段が広がることになる。
エストニアではEUからの13億クローン(約101億円)という支援を受け、08年から11年までにRail Balticaに投資することになっている。