ラトビア警察が世紀のハッカーを逮捕した!ハッカーはラトビアで爍裡釘"という名で広く知られた存在だった。
ラトビアではある理由によりこのNEOはヒーロー扱いされてきたのだが、逮捕してみると、このNEOが意外な人物であったことが国内で驚きとなった。
このヒーローが人気者となった背景は、国内の大物政治家や大金持ち等の納税情報などをハッキングして、市民の目に曝したことにある。
意外な人物と書いたが、この通称NEO、実はラトビア大学の研究者であったのだ!
ラトビア大学数学情報科学機構のAI研究所に所属する31歳のIlmars PoikansがそのNEO本人であった。
同時にこのIlmars Poikans氏は活動家グループ「Fourth National Reawakening Army」通称「4ATA」の代表でもある。因みにこのグループは定期的に国家公務員や地方公務員、国営企業等の給
与を公開する活動をしてきた。
これまでに公開されたデータには、例えばリガのRiga HeatでCEOを務めるAris Zigurs氏がこの3月に1万6000ラット(約264万円)ものボーナスを受けていた。
主に国家、地方の高級公務員上位10名の給与(月給)は4000ラット(約66万円)かそれ以上を得ていると同グループはネット公開し、この財政危機期にあって一般公務員の給与が財政難から削減されている最中、腹一杯給与とボーナスを得ていると糾弾している。
国家的ヒーローとなったNEOは今回の逮捕で少なくとも10年間収監されることになる。