不景気になるとやっぱり一攫千金を狙うって言うのは誰しもが持つ人の心理なのかもしれない。
エストニアでは宝くじで例え一等が当たったとしても何十億や百億、二百億円なんかが当たるわけではない。
確かに物価水準からしてもそんな大金が賞金になるってのもおかしな話であるが、それでも一等賞金は日本と殆ど遜色はない。今、もしエストニアの小額ロトを的中させたとすれば賞金は750万クローンがあたる!円換算でも6000万円だから結構いい額だ!
そして一般的なロトともなると最高賞金はナント3300万クローン、つまり2億6400万円が当たる。平均所得が月に10万円の国で2億6400万円もの大金が当たっちゃったりしてしまうともうその人の人生はどうなってしまうのだろうかと思わず心配してしまう。
というか、日本同様、当選すると小冊子とかも読まされてお金の使い方とかも教えてくれるのかな?!
ところで、エストニアの宝くじを運営しているのは国営のEesti Lotoというところだが、昨年同社は1億350万クローン(約8億2800万円)の収益を稼いでいる。収益額は08年度期比で27%増で一攫千金を目指して多くの国民が運を試したことがよくわかる。
売上高は08年の4億3400万クローン(約34億7200万円)から20%増の5億2200万クローン(約41億7600万円)であった。因みに同社は昨年2億150万クローン(約16億1200万円)の税金を納め、当選金としても2億5000万クローン(約20億円)を支払っている。