リガ市が市中心部を夜間ライトアップするという。
同市に計画では、同計画には50万ラッツが必要になるらしい。
リガ市が今観光立国を目指し街中を街灯で燈そうと50万ラッツをかけてその準備を進めている。計画ではこのクリスマス前までには全てを終わらせるつもりのようだ。
リガはバルトのパリとも言われるほど町並みが美しく、街灯に燈された旧市街や市中は訪れる観光客を魅了することは間違いないだろう。
リガ市中に入る河川脇にもライトアップされるといい、そこへは48万ラッツが最低でも必要だという。
ライトアップは、Kr.Barona通りにある橋、ナショナルオペラ座、自由の塔など多くを照らすことになる。
また、旧市街にあるいくつかのスポットとなる木々にも街灯が付けられ街中が幻想的な雰囲気を漂わせることになりそうだ。
資金不足といって街中の街灯を深夜、切ってしまったタリンとはかなり市政が違うようだ。
ここだけ見ても如何にラトビアが、リガが真剣に観光立国を目指しているかがわかる様な気がする。
EU加盟当時、ラトビアはリガ国際空港をバルトのハブに育て上げるために離着陸や駐機料金など引き下げた。そして今、バルト3国最大のハブ空港を誕生させている。
当時のエストニアは利用料の引き下げは収支上、受け入れられないとして拒んだが、その結果、就航便数はリガに遅れをとり、ハブの夢もはかないものになっている。
そういう意味では、ラトビアはエストニアよりも一歩も二歩も先を行っているといってもいいのかもしれない。