経済危機にも耐えて何とか大使館の閉鎖だけは免れようとエストニアも頑張っている。
エストニア外務省では、新たな大使など10名を海外公館へ派遣する事を進めていて、閉鎖は考えていないという。
とは言え、予算カットさることは決定事項で計8100万クローン(約7億円)が削減されることになっている。
同省としては、大使館等の海外公館を閉鎖させることは諸外国に対してかなり悪いイメージを示すようなものでデメリットの方が大きいとの判断を下しているときく。
実際に大使館の開設は容易なことではなく、一度閉鎖させてしまうと、再開させるのは更に難しくなる。
大使館の閉鎖を避けるべく、また、予算カットを最小限に留める為にスタッフなどの人数を減らすなどして対応するというが、経済危機で逆に輸出先を模索するといった企業が増えたことで大使館では作業が増えているらしい。
現在エストニアは世界の63カ国と11の世界機関に43名の大使を置いており、近い将来、イスラエルとエジプトにも大使館を開設する計画をもっている。
欧州や北米といった諸国の経済力が衰退ある中、今後経済発展が期待できる苦闘やアジアに海外公館を設置するのは重要な外交戦略になることは間違いないだろう!