その内、大きな問題として取り上げられるだろうと実は思っていたんだが、ラトビアの航空会社airBalticが経営難にあり、資金不足で苦しんでいるそうだ。。。
地元の記事(Dienas Bizness)だと、同社には短期的な返済、つまり短期の借金、が資産を上回っており、会社の価値はゼロ?以下にまで落ちているとのこと。
確かに最近同社は約53億円の赤字を計上し、資本と相刹しても損失は約51億3000万円も残る事から、誰かが資本を注入しない限り、経営破綻?ということになる。
バルト3国では、最も積極路線で欧州各地に路線を開設してきた訳だが、搭乗客があっても、景気後退でチケット代は下がる一方だし、燃料代は嵩むばかりで、経営にとっては負担は増すばかりとなっていた。
隣のエストニア航空やリトアニアでもナショナルフラッグは破綻もしくは破綻寸前?!といった状態で、このままではバルト3国からは航空会社は消えてなくなるかもしれない。
もし、実際に全てが破綻となった場合は、地域的なことを考えても恐らくフィンランド航空がシェアを広げてくるだけの事だろう。
もしくは、国家戦略としてロシアのアエロフロート辺りももしかすると出てくるかもしれない?!
後は、誰かがコミューター航空として3国を跨いだ格安航空会社が新しく設立されるといった可能性もあるかもしれない。