銀行の手数料総額がGDPの1%にも達するそうだ!エストニアでは2009年に銀行が稼いだ手数料総額が1億2700万ユーロに達し、この年のGDPの1%を占めている。
同年、大手のSEBでは3850万ユーロの手数料収入があり、Swedbankでも6120万ユーロを手数料から叩き出している。シェア3位のSampoですら1360万ユーロの手数料を稼いでおり、正に銀行収益に手数料収入が欠かせない状態となっている。
欧州委員会では銀行の手数料について調査しており、その報告内容によると、エストニアで銀行口座を有するお客は年間51ユーロの手数料を支払い、EU27カ国中、21位の手数料を支払っているという。
エストニアの銀行手数料が高いか安いかは物価水準や所得水準といったいろいろな要因を踏まえて回答すべきことになるが、ローンの借り換えなどで欧米では考えられないほどの手数料を徴収することを踏まえると、ただ単なる送金手数料などだけの料金比較は意味はないのではないだろうか?!