エストニア動物記録センターが新た何48ページにも及ぶ牛の名前調査の結果を発表している。
調査では、計7161頭もの牛が対象となり、最も人気のあった名前は「Mustik」、日本語では「黒い牛」であった。ほぼ全頭の半分が黒い牛と言うほどの人気ぶり。
その他では、エストニアで女性の名前として人気の高い「Ursula」「Piret」「Kadr」なども上位人気となっている。
笑いを誘うような名前としては、205頭に名付けられていた「Keku」、意味は空白の他、日本語的なものとして「Kiku」というのもあった。
実はこういった動物の名前調査は他にもあり、馬の名前調査もあるという。
因みにエストニアの農家では19世紀あたりでは名字を持つことを拒んだこともあるが、帝政ロシア時代から自分の好きな名前を付けることが許され、当時は花や動物などをヒントにLuik(白鳥)、Naarits(イタチ)、Tamm(オーク)、Talvoja(winterbrook)などの名前が人気であった。
ただし、一部では当時の教会や社会組織により命名された者もおり、酷いものではPatune(罪人)やKoll(モンスター)いった名前を強要されたものもいるという。