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07年1月1日からブルガリア、ルーマニアがEU加盟を果たすことが決まり、巨大化する欧州・中東欧に続き、巨大市場として台頭しつつあるロシア、GDP成長率が10%を上回るバルト3国、国営企業の民営化を急ぐCIS諸国といった地域の経済状況などの情報を配信しています。

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上海万博設備を販売中!〜ラトビア〜

カテゴリー: - 編集部

終盤に迫った上海万博だが、万博が終われば必要がなくなる万博設備をもう売りに出そうという動きがラトビア館で始まった!

ラトビア館が売りに出そうとしているのが人気アトラクションとなっているAerodium Wind Tunnelである。ラトビア館を訪れる人たちは先ず間違いなくチャレンジするというほどの人気アトラクションである。

ラトビア政府はこれを万博最終日となる10月31日までに売却したいという。

取敢えず購入には競売を経る必要があり、落札すれば買う事が出来る。

今のところはいくらで売るかはまだ未定というが当然ながら可能な限り高額で売却したらしい。

曰く付きのアトラクションでもあることから競売にどれ程の人、企業が参加するのかは想像できないが、当初の予定通り、カザフの首都アルマティにある巨大商業施設『Megacenter』に設置されるのだろうか?!


渋滞は悪化するばかり〜エストニア〜

カテゴリー: - 編集部

タリンの道路状況は経済が発展するのと共に悪化が止まらない。経済発展は当然嬉しいことだし、国民を豊かにしてくれる無くてはならない存在である。

しかし、経済発展が進めば進むほど市民生活は便利にもなるし、不便にもなる。

それがこの道路渋滞の悪化である。

ERRによると、タリンの渋滞は003年以降、引き続き悪化し続けているという。

タリンの市中心部のラッシュ時間に車を走らせると、2003年当時では平均時速17.2キロで走ることが出来たが、5年後の2008年の時点では10.4キロにまで遅くなったという。

まさにこの5年間はエストニア経済の大成長期にあたり、如何に市民が豊かになり皆が車を買う事が出来るようになったかを示している。

調査分析の結果、2003年に夕方のラッシュ時に占める渋滞時間は全体の37%程度を占めたが、それが2008年には57%、つまり半分以上の時間を渋滞に取られているらしい。

確かに夕方の市内は至る所に渋滞が出来、場所によっては歩いた方が早い?!みたいな場所まである。経済成長の副作用はこれ程小さな街でさえ市民生活を不便にさせるほどの力を持っている。


学生もギャンブル依存〜エストニア〜

カテゴリー: - 編集部

人生で1度や2度はギャンブルくらいしたことがある人も多いと思う。エストニアも当然類にもれず、15歳〜74歳人口である67万5000人の内、65%もの人が15歳の誕生日を迎えた後にギャンブルしたことがあるという。

ギャンブルと言っても正直いろいろあるし、この65%人口が多いのか否かという判断は難しい。

当然、ギャンブルっていう響きには、ギャンブル場でカードゲームやスロットゲームをするイメージがあるが、ここで言うギャンブルってのは賭けごとであって宝くじの購入ってのも計算に入っている。

ここ数年は不景気もあり賭博癖のある人は相当減ったというが、賭けごとを好む人達は、高所得者や専門職の人、そして学生が多いらしい。

ここで最も問題と指摘されるのが賭けごとの低年齢化だろう。

学生によるギャンブル依存ってのも増えているようで、特に学生らが好むのはギャンブル場へ行くのではなく、ネット上での賭博行為で、簡単に始められ、簡単に賭博中毒にハマってしまう。

学生によるネットギャンブルは高校生、大学生の実に51%(調査会社Emorによると)が運試ししたことがあるという。

4年前ににも行ったギャンブル調査ではネットギャンブルをしたことがあると答えていた生徒はたったの2%しかいなかったが、今ではそれが15%にまで増えている。それを踏まえると、今の学生のギャンブル熱は流石に社会問題化する寸前なのかもしれない。


最も高給取りな国防省、最も低賃金な外務省〜リトアニア〜

カテゴリー: - 編集部

国家公務員給与ってどこの国でももっともオイシイと思ってないだろうか?

その答えはやっぱり「そうです」ということになる。

政府で働くのが最も高給なのだが、それも国防省で働ければ最も給与が高くなる。リトアニアの国防省の職員は平均4000リタス(約12万8000円)の給与がもらえる。

ユーロで言えば1159ユーロ。

経済省の職員は平均3500リタス(約11万2000円)だし、エネルギー省の職員も3400リタス(約10万8800円)しかもらえない。

ところが、最も給与が低い省はナント外務省で、平均で1700リタス(約5万4400円)しかもらえないらしい。

とは言え、高給取りな省も既に経費削減には取りかかっており、いつまでも今のような高給はもらえないということだが、コストカット先進省である外務省の職員給与と比べると2倍の給与格差は流石に大き過ぎるだろう。

日本だと外務省なんてかなり優遇されてそうなイメージがあるけれど、国によってはこれだけ扱いが違うってのも大きな驚きである。


賃金格差〜バルト3国〜

カテゴリー: - 編集部

もし万が一にもバルト3国で就労チャンス(現地採用)があって、そしてもし行く国を選べたとしたらどこの国で働けば最も多くのお給料をもらえるのだろうか?

あくまでも平均賃金の比較だが、ちょっと参考にしてみてほしい。

バルト3国各国の平均給与を見ると、エストニアは1万2689クローンで822ユーロ相当。ラトビアは444ラットで634ユーロ相当、そしてリトアニアでは2056リタス、ユーロでは596ユーロ相当となる。

そう、つまり822ユーロの平均給与が得られるエストニアが最も高給取りとなる。

バルト3国はバブル崩壊、経済危機を経て、どこも給与は上がらないのだが、強いて言えばエストニアだけが上昇傾向が若干ある。

データから分析すると、最も賃金が少ないリトアニアではこの第2四半期に平均給与は5.4%減少し、同じくラトビアでも6.3%減っている。

エストニアに限っては若干であるが1.2%ほど上昇していたという。

とは言え、最近は職がなかなか見つけられない現実、失業期間の長期化といった問題もあり、今ある仕事があり続けるだけでも感謝感謝といった声も多く、今ここで給与の引上げを望のは首をかける思いで行動に起こすことになりかねない???


異常気象〜エストニア〜

カテゴリー: - 編集部

今年のエストニアは本当に異常なほど寒かったり暑かったりした。この夏のエストニアを襲った猛暑は過去50年で最も暑かった年に匹敵すらしい。

エストニアの気象学者らはこの夏は半世紀ぶりの暑さだったといい、確かにこの夏の平均気温は18.1度ではあったがロシアとの国境街ナルバ近郊で35.4度を記録した。

これだけ緯度が高い位置にあるにもかかわらず35度を超える暑さを経験するのはやはり希にしかなく、これまででも1992年にVoruで記録された35.6度以来の高温だったという。

因みにこれまでで夏の平均気温が最も高かった年は2002年の17.9度、そして1972年の17.8度であった。

気温が氷点下を上回らない極寒期間が年初に1カ月以上続き、そしてこの夏のこの暑さ。

冷房なんて当然ないエストニアで30度を超えてくるってのはかなりキツイとしか言えず、陽も強いことからこの夏を過ごすのはお年寄りは特に厳しかったかもしれない。

やはり異常気象なのだろうか?


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