クライペダが今年1万6500リタス(約52万8000円)を投じて大量のコンドームを購入する。そしてその使用目的とは、売春婦へのプレゼント!クライペダでは性病の拡大阻止として売春婦へコンドームの配布を決めたという。
他にも今年の計画として、2500リタス(約8万円)をHIVや性交渉によって感染した病気に対し費やすという。この金額が十分なものなのかはかなり疑わしいが、財政危機にあるリトアニアでは十分な予算を付けることもできず、クライペダでは市民一人当たり14セント(約4.5円)を負担してもらう計算で売春婦へコンドームを配布することになっている。
因みにクライペダではコンドームキャンペーンを2005年から始めており、ほぼ毎年市民の負担は変わっていない。残念なことであるが、クライペダは、リトアニアのHIV都市ナンバーワンとされている。