リトアニアの統計資料を見ると、去年10月の時点でリトアニアの最低賃金とされる800リタス(約2万9200円)もしくはそれ以下の給与しか得ていないとされるものが就労者数の内、19.6%もあることが分かる。
08年の時と比べると、景気の悪化が背景にあるのか、最低賃金しかもらえていない者は6.4%増加している。
去年の約2割という水準は、実に2004年にまで遡り、当時も20%が最低賃金で生活していた。
この時はまだEUに加盟したばかりでまだまだこれから賃金は右肩上がりで上昇すると志と希望はとても高くあった時代である。それに対し、今はこれからは更に賃金は減少するかもしれないと懸念の時代に入っている。
就労者全体を見ると、月給が税引き前で1500(約5万4750円)から2500リタス(約9万1250円)を得ているものは29.9%おり、2500リタス以上を得ているものは26.1%となっている。その中でも高給取りとされる5501リタス(約20万円)以上の給与を得ている者は2.9%ととても少ない。
全体平均としての平均給与は2077リタス(約7万5810円)だといわれるが、超高給取りとされる1万リタス(約36万5000円)以上の所得を得ているの者も3583名もいる。
所謂所得の中間層といわれる人達は1500リタス以下しか稼いでおらず、全体の44.1%に達している。