リガの船舶会社Latvijas kugniecibaの子会社Lasco Investmentが所有するMaikapara Houseを日本大使館へ貸し出すことを決めた。
この建物、Maikapara House、建築構造からしてもラトビアではかなりの歴史的な価値のあるものだという。実際にリガ残される建築物の中でも最も価値のある建物のひとつとされ、同様に最も高級な住宅でもある。
1876年に建設され、過去、これまでには何度も著名人の手に渡ってきた。例えば、英国大使館になったり、Guntis Ulmanis元大統領やVaira Vike-Freiberga元大統領の住居になったりもした。
今回の賃貸契約では、Latvijas kugniecibaとしても不動産市場の回復の起爆剤になるとの期待もあって、希少価値のある物件はいつの時代にもいい契約が結べることが明らかになったとして、今以上に優良物件の取得に積極的に出られると前向きである。
船舶事業からの収益が安定していない今、大使館のような借り手が長期に賃貸先となるのならこういった物件への積極投資もいい事業になると同社では不動産事業に注力を注ぐことも模索するという。