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07年1月1日からブルガリア、ルーマニアがEU加盟を果たすことが決まり、巨大化する欧州・中東欧に続き、巨大市場として台頭しつつあるロシア、GDP成長率が10%を上回るバルト3国、国営企業の民営化を急ぐCIS諸国といった地域の経済状況などの情報を配信しています。

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リガに夜景を見に来ては!〜ラトビア〜

カテゴリー: - 編集部

リガ市が市中心部を夜間ライトアップするという。

同市に計画では、同計画には50万ラッツが必要になるらしい。

リガ市が今観光立国を目指し街中を街灯で燈そうと50万ラッツをかけてその準備を進めている。計画ではこのクリスマス前までには全てを終わらせるつもりのようだ。

リガはバルトのパリとも言われるほど町並みが美しく、街灯に燈された旧市街や市中は訪れる観光客を魅了することは間違いないだろう。

リガ市中に入る河川脇にもライトアップされるといい、そこへは48万ラッツが最低でも必要だという。

ライトアップは、Kr.Barona通りにある橋、ナショナルオペラ座、自由の塔など多くを照らすことになる。

また、旧市街にあるいくつかのスポットとなる木々にも街灯が付けられ街中が幻想的な雰囲気を漂わせることになりそうだ。

資金不足といって街中の街灯を深夜、切ってしまったタリンとはかなり市政が違うようだ。

ここだけ見ても如何にラトビアが、リガが真剣に観光立国を目指しているかがわかる様な気がする。

EU加盟当時、ラトビアはリガ国際空港をバルトのハブに育て上げるために離着陸や駐機料金など引き下げた。そして今、バルト3国最大のハブ空港を誕生させている。

当時のエストニアは利用料の引き下げは収支上、受け入れられないとして拒んだが、その結果、就航便数はリガに遅れをとり、ハブの夢もはかないものになっている。

そういう意味では、ラトビアはエストニアよりも一歩も二歩も先を行っているといってもいいのかもしれない。


バルトに続くか欧州鉄道?!〜バルト3国〜

カテゴリー: - 編集部

バルト3国各国の運輸大臣らが集い、ポーランド、フィンランドへと国内の鉄道網を再構築するために意見交換を行っている。

特に国内の鉄道網がズタズタにあるエストニアは国内の鉄道を早々に再構築することを急ぐ必要があるとされている。

バルト3国をつなぐ鉄道網『Rail Baltica』構想の完成には、時速120キロで走ることを可能とする線路の構築が必要となる。

そしてその最大の問題がお金である。

丁度この19日にバルト3国、ポーランド、フィンランド等の運輸相が集まり、意見交換を行った。

合意事項は、欧州鉄道網にとってバルト3国を通すRail Balticaは最重要事項であるとの認識に立ち、欧州だけに留まらず、それらから連なる更なる遠方への鉄道網との連結が将来必要となることからもRail Balticaは外す訳には行かない部分だという。

しかしながら、最大の問題は如何に資金を調達するかで、欧州基金からの資金で足るのか、各国からの更なる助成金がどれだけ必要になるのかなど、財政に余裕のないバルト3国にはかなりの負担になることは確かだ。

鉄道網構築を急いだ場合の最大のメリットは、真っ先に巨額投資が必要とされるため国内に雇用が生まれ、経済が安定するかもしれない点だ。ゼネコン救済策みたいだが、真っ先に景気の底上げには一番のカンフル剤になるかもしれない。

その逆に、デメリットは急激にEUなどからの資金が流入することで財政バランスが更に崩れ、ユーロ導入が更に更に遠くなることだろうか?!

さてさて、欧州鉄道にバルト3国は一体いつ繋がることが出来るのだろう?

完成したら、是非共、一度、欧州を鉄道の旅で走り抜けてみたいものだ。


ラトビアサッカー界で八百長?!〜ラトビア〜

カテゴリー: - 編集部

ラトビアのサッカーリーグで八百長があったと報道された!

共同通信のニュースだと『ラトビア・リーグで八百長 今季は排除』といったタイトルが付いている。

記事は『ラトビア・サッカー協会は5日、同国1部リーグのディナブルクが八百長を行ったとして、今季リーグから排除すると発表した。八百長賭博にかかわった同クラブの会長らには永久追放処分を下した。』ということだ。

詳細はというと、Daugavpilsのサッカーチーム「Dinaburg FC」がラトビアの国内リーグ 「 Latvian championship 」への出場を排除されたという。

同チームの選手が頻繁に賭け賭博施設に顔を出していたといい、その結果、チームの社長Oleg Gavrilov氏とヘッドコーチのTamaz Pertiya氏が永久追放になっている。

今季、同チームは26ゲームを戦い、49ポイント獲得し、第4位につけていた。

チームの代表者であるGavrilovs氏が賭け賭博に嫌疑をかけられたのは今回が初めてではなく、過去に2005年と2007年に2度嫌疑がかかっていた。

07年3月の嫌疑では、チームはBaltic Football Leagueから追い出されたという過去があり、この時はエストニアのNarvaと戦った時、0−2で敗れ、故意に敗れたと判断されている。

この敗戦が故意だと認定された背景は、試合終了間際に賭け率が一気に変わり、確かに笛が鳴る寸前に2点目が不可解に決まるなどの疑わしい負け方をしていた。


やっぱ住むなら北欧だよね?!

カテゴリー: - 編集部

国連が毎年発表する居住するのに最も望ましい国ランキング(Human Development Index)で今年はノルウェーが第1位に選ばれた!

確かに何のランキング見てもその殆どで北欧は上位にランキングされ、ここ(今ランキング)でもやっぱり北欧が評価された事は当然な気がしてたまらない。

北欧が住むには快適っていうのは既に誰しも知ることで、各国が社会に、国民に、序に外国人にも優しい政策を取っていることから、あこがれの地域の一つでもあると認知されている。

では、その対岸にあるバルト3国はどうかというと、このランキングでは、ラトビアが第48位、リトアニアで第46位、そしてエストニアが最上位となる第40位という評価を受けている。

まだまだ社会インフラが整っていないにも関わらず、中の中あたりの評価を受けている事は今後の期待は高まるだろう。

日本(第10位)を除くアジア圏だって、実は20位代に留まっている訳で、もうちょっと頑張ればバルト3国も更に上位を狙えるだろう?!

因みに

シンガポール第23位
香港第24位
韓国第26位

といった具合!

で、世界のトップスリーは、ノルウェー、オーストラリア、アイスランドということだった。

因みに次世代を牽引すると期待の高い中国は第92位とかなりの改善が必要だ!

参考に世界のトップ10は

1. ノルウェー
2. オーストラリア
3. アイスランド
4. カナダ
5. アイルランド
6. オランダ
7. スウェーデン
8. フランス
9. スイス
10. 日本


月刊バルトジャーナル記事(Vol.010)への補足〜ラトビア〜

カテゴリー: - 編集部

丁度月刊バルトジャーナルVol.010でも特集したところだけど、記載漏れ?というか文字数の問題もあり省略しちゃった部分をここに記載しておきます!

パレックスバンクについてだが、今、同行の現在の株主はラトビア政府が70%強を所有し、25%を欧州復興開発銀行(EBRD)が保有している。この両者で殆どすべての株式が所有されていることは見て分かるが、当初国が同行を接収した時には、このEBRDは当然株主ではなかった。

25%も株式を取得したのは実はつい最近の事に過ぎない。

EBRDはこの9月3日に25%+1株をラトビア民営化局から取得した。

実際の取得株数は5144万4325株で、この株式取得条件に更に606万2500株を取得する事も盛り込まれている。

株式取得価格は、株式の額面価格で買い取っているといい、株式取得と共に2200万ユーロの資本増強の一環として資本注入を行っている。

特集記事にも書いたように現在多くの欧米の金融機関が株式取得に走っている。

というのも、過去にEBRDが投資した金融機関は殆どが順調に行っており、収益性も高く、企業価値も十分高まり、投資金額など簡単に回収できると見る向きが強い。

EBRDはパレックスバンク救済だけではなく、ラトビアへ2次的にも投資を行う意思を示しており、最近でも計4億5000万ユーロを投資することを約束している。

ラトビアがこの経済危機を乗り切れれば、これらの投資が何倍、何十倍となって大きな収益を生む事になるのだろう?!

社会的な意見は正直2分されているラトビア経済だが、上手くいけば2014年辺りにもユーロ同盟も叶うかもしれない???ただし、かなりこのハードルは高く、現状ではあくまでも期待の期待?!的な幹事に留まっている。


経済危機も外交は大切です!〜エストニア〜

カテゴリー: - 編集部

経済危機にも耐えて何とか大使館の閉鎖だけは免れようとエストニアも頑張っている。

エストニア外務省では、新たな大使など10名を海外公館へ派遣する事を進めていて、閉鎖は考えていないという。

とは言え、予算カットさることは決定事項で計8100万クローン(約7億円)が削減されることになっている。

同省としては、大使館等の海外公館を閉鎖させることは諸外国に対してかなり悪いイメージを示すようなものでデメリットの方が大きいとの判断を下しているときく。

実際に大使館の開設は容易なことではなく、一度閉鎖させてしまうと、再開させるのは更に難しくなる。

大使館の閉鎖を避けるべく、また、予算カットを最小限に留める為にスタッフなどの人数を減らすなどして対応するというが、経済危機で逆に輸出先を模索するといった企業が増えたことで大使館では作業が増えているらしい。

現在エストニアは世界の63カ国と11の世界機関に43名の大使を置いており、近い将来、イスラエルとエジプトにも大使館を開設する計画をもっている。

欧州や北米といった諸国の経済力が衰退ある中、今後経済発展が期待できる苦闘やアジアに海外公館を設置するのは重要な外交戦略になることは間違いないだろう!


これって民族問題なのか?!〜エストニア〜

カテゴリー: - 編集部

外来に来たロシア人の患者をゴミ箱へ投げ捨てた?!としてエストニア人の医者が病院から解雇されたらしい。

地元メディアによると、医者は外来に来た患者がエストニア語を話せず、パスポートの提示を求めたが上手く行かず、相手にならないとしてそのままゴミ箱に投げ入れたいう。

恐らく比喩的に病院から追い出したという意味何だと思うが、ゴミ扱いされたことがかなり問題になっている!

流石に信じられない話だが、外来に来たのは14歳のドミトリー君で、足を怪我(大怪我)しその診察をしてもらいに北東エストニアにあるコフトラ-ヤルベ(Kohtla-Järve)の病院の整形外科医Eiki Strauss医師を訪ねてきたという。

この周辺はIda-Viru地区といい、人口の多くがロシア人で、正にロシア人居住区とされている。

人道的に踏まえても外来患者を全く相手に相手にしないというだけで大きな問題だと思われるが、今件は、依然、国内に蔓延る人種差別的思想が背景にあると見られ、エストニア国内で大きな反響を呼ぶ大問題だとして今件の行くへが注目されている。


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