株式市場,暴落を再現か?(ロシア)
投稿日時 2006-5-24 2:01:00 | トピック: Russia
| 株式市場から22日1日で626億ドルが吹き飛び、急昇した株式市場への反動とも言える大暴落が、ロシアの株式市場を飲み込んだ。
ベンチマークとされているRTSインデックスは、1日で9%の暴落を記録し、指数は1318ポイントまで下落した。市場は、この2週間で5月6日の最高値1766ポイントから25%の下落を記録となった。
同じくルーブル建て市場であるMICEXでは下落幅が8.5%となり、市場は22日の18:30分で一時休止する事態に陥った。
国内最大の取引高を誇る石油天然ガス会社であるガスプロムの株価は、1日で一時最大12.5%の暴落を記録し、株式市場の暴落を大きく引っ張る要因となった。
今回の株価暴落でヘッジファンドでは大きくリスクをとって取引をしていると思われることから、多大な損失が発生していると見られている。
インドで始まった新興国市場の株価暴落パニックでは、ムンバイ市場で株価は10%の下落を記録し、市場からは6億5700万ドルが喪失している。
ガスプロム株の終値は、RTS市場では最終的に12.1%の下落となり、また、MICEX市場では12%の下落となった。
同じく石油産業を牽引するルクオイルやスルグトネフチェガス株もそれぞれ8.8%、11.1%の下落を記録し、市場全体に悪影響を及ぼしている。
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