IDカードは財布の代わり(エストニア)

投稿日時 2006-5-22 2:02:00 | トピック: Baltic State

エストニアではIDカード保有の市民であれば直に商品購入やコンサートチケットなどの手配の際に財布を持ち歩かなくてもよくなる。

ソフト開発者で発明家のGunnar Peipman氏によると、近い将来IDカードで商品を購入でき、店側はカードリーダーやコンピューターなどで全ての支払いを処理できるようになるという。

同氏曰く、ソフトウェアの試験使用が上手くいった場合、CRS(支払い読み取りシステム)機器の製造メーカーが本格的にIDカードを銀行カードやクレジットカードに代わる新たな機器の大量生産に入る計画にあるという。

試験段階にある同システムでは、支払いの前にIDクレジットカード口座へネットバンキングで必要な資金の送金をしておくだけで、どこででもIDカードが財布代わりになる仕組み。

エストニアでは4月末の時点で145万8021枚の銀行カードと115万4336枚のデビットカード、そして30万3685枚のクレジットカードが発行されている。


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