RTS証券取引市場,この2年で最大の下落(ロシア)

投稿日時 2006-5-22 2:00:00 | トピック: Russia

ロシアの証券市場が18日大きく下げ、RTS市場ではこの2年で最大の下落を経験した。市場の足を引いたのは、ルクオイルやスルグトネフチェガスといったエネルギー関連株であった。

市場では、アメリカのインフレ懸念が増長しており、金利が急激に上昇することで、経済成長の鈍化とエネルギー需要が落ち込むと判断されたことで株価が大きく下落した。

米ドル建てのRTS市場では1日で3.4%の下落となり、1490.64まで落ち込んだ。ルーブル建てのMICEX市場でも同じく2.6%下落した1308.48をつけた。

国内最大の石油会社ルクオイル株は4%下落し、79.20ドルで取引され、同じく国内第4位のスルグトネフチェガス株も8.4%の下落となる1.41ドルにまで大きく値を崩した。

その他では、国内シェア6位のタトネフチでは株価は7.1%下落した4.55ドルまで落とし、銀行株を巻き込み大きく市場全体に影響を及ぼす結果となった。


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