通貨統合は07年夏季が最適(エストニア)

投稿日時 2006-4-4 2:33:49 | トピック: Baltic State

エストニア政府が国民の半数が通貨統合に反対する中、現状のインフレ率を踏まえて最適な通貨統合時期が07年夏季とした予測を立てている。

Andrus Ansip首相が先週、エストニアが引き続き通貨統合を望むのであれば、その時期は07年夏季になると統合時期についての見通しを明らかにした。

同首相によると、今後2年間の長期経済予測で、この2年間がインフレ率を固定するのに最も適した時期であると予測している。

先月にはAivar Soerd財務大臣が来年1月1日の通貨統合に向けたインフレ目標の達成は難しいといった見通しについて言及しており、継続する経済成長を敢て抑制してまでもインフレ目標を達成することはしないと言及していた。

欧州委員会では、この10月に07年1月1日の統合についての最終的な決定を下すことになっている。


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