銀行団,ユコスの破綻を請求(ロシア)

投稿日時 2006-3-14 2:00:00 | トピック: Russia

西側銀行団がモスクワ仲裁裁判所に対して、一度はロシア最大の石油会社となった追徴課税の支払いに苦しむユコスの破綻請求を10日に求めている。

フランスのソシエテ・ジェネラル率いる銀行団は、ユコスへ融資した10億ドルの残る融資分4億8200万ドルの支払いをこれまで求めてきた。

GML(旧グループ・メナテップ)代表のTim Osborne氏は、銀行団の動きを債務処理を急ぎ、今件を終わらせたいとしていると分析しており、破綻請求をしのぐ最終手段として、リトアニア政府から要請されているマゼイキウ・ナフタ株の売却により、銀行団への支払いが可能となると示唆している。

リトアニア政府は10日にユコス保有分のマゼイキウ株を最大で10億ドルで買い取ることを通知してきている。


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