露系企業,ウドムルトネフチ入札を回避(ロシア)
投稿日時 2006-3-2 2:00:00 | トピック: Russia
| ロシア大手石油会社TNK-BP傘下のウドムルトネフチを巡る入札に関し、興味を示していたロシア企業2社が入札を回避する意向を固めたことが2月28日に明らかになり、中国、インド企業に落札チャンスが広がっている。
業界筋の話しとして、国内最大の天然ガス会社ガスプロム傘下の国内大手のシブネフチとルスネフチ(Russneft)のそれぞれがウドムルトネフチ入札を回避することを決定したと示唆している。
これにより中国の大手石油会社シノペックとインドのONGCおよびロシアの中堅ガス会社Iteraが競争入札に参加する可能性が高くなったことで中印企業によるロシアの石油資産の買収が現実のもになる可能性が出てきている。
ウドムルネフチは、1日に12万バーレルを生産しており、埋蔵保有量は10億バーレルを誇っている。
一部による資産価値査定では、20億ドルから30億ドル程度という資産がなされていることから、入札を回避したロシアの2社では、買収金額が高すぎると判断し、入札を見送ったと見られている。
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