クロアチア国民の債務総額、GDPの33%に(クロアチア)

投稿日時 2006-1-16 2:01:00 | トピック: East & Central EU

クロアチア国民の債務総額が引き続き増大し、05年中旬の時点でGDPの33.9%に達した。

債務の返済には、為替が強含んだこと、低金利、長期返済プランなどが債務の支払いを緩和したが、構造的な債務問題や外貨に対する国民のリスクの認識の希薄さなどが懸念材料となっている。

クロアチア人の債務高は欧州通貨統合(EMU)平均を十分に下回る水準にあるが、一昨年、新規にEU加盟を果たした諸国との比較では債務額は50%も上回る水準にある。

クロアチア国立銀行によると、クロアチア人の平均債務は2001年末の時点で2万3000クナであったが、05年6月末の時点では5万1000クナにまで拡大している。

欧州通貨統合の平均債務高は、04年末にはGDPの55%の水準であった。


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