米金融当局,エストニア系投資銀行の資産を凍結(エストニア)

投稿日時 2005-11-3 2:29:48 | トピック: Baltic State

アメリカの証券取引委員会(SEC)がエストニアの投資銀行LHVの資産をインサイダー取引の疑いがあるとして凍結したことを2日明らかにした。

SECによると、LHVの行員2名が銀行間ネットワークに不法侵入し企業の広報がコメントを流す前に情報を入手し、株式の売買を行ったとされている。

これらの行為により年初からこれまでの間にエストニア人バンカー2人が不法に780万ドルを得てきていたという。

LHVでは、これらの犯罪に加担したのは市場コメンテーターのOliver PeekとLHVパートナーの一人であるKristjan Lepikと同日発表した。

また、LHVでは今回の不法行為は組織犯罪ではなく2名の行員によるものであるとコメントを出している。LHV(Lohmus Haavel & Viisemann)は1999年3月に創業したバルト3国でも有数の投資銀行で、支店をタリン、リガ、ヴィルニスなどに出している。


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