産業エネルギー省,ロスネフチへの外資参入報道を否定(ロシア)

投稿日時 2005-5-16 0:00:00 | トピック: Russia

ブルームバーグが産業エネルギー省の話として、ロシア政府が中国企業へ国営の石油会社ロスネフチの一部売却の可能性を報じた報道を否定したと14日伝えた。

同省広報は、一部の売却報道を事実ではないとし、報道機関の作り話だと報道内容を完全否定した。Vremya Novosteiとロイターの2社が14日、ロシア政府がガスプロム株の買い増しを目的にロスネフチの部分売却を行い、その買収相手として中国の国営企業である中国石油天然気集団公司(China National Petroleum Corp.)を取上げていた。

ロシア政府は、外資の株式保有規制を緩和する前までにガスプロム株を現在の持株比率38%から50%強にまで引上げたいとしている現状がある。

しかしながら、今回の報道は、月内にフリステンコ産業エネルギー大臣がロスネフチのセルゲイ・ボグダンチコフCEOと一緒に訪中することを計画していることから、完全に噂が否定されるものではないと市場では捉えている。


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