通貨バスケット,ユーロ比率を引き上げへ (ロシア)

投稿日時 2005-5-13 0:00:00 | トピック: Russia

ロシア中央銀行の上層部の話として、中央銀行が近い将来に2通貨バスケット制のユーロ比率を現在の10%から30%に引上げる意向であるとしていることを12日ノーボスチが伝えた。

市場関係者の間では、今回のユーロ比率引上げは恐らく今年下半期には行われると見ている。ユーロ市場では、ここところ活発な取引が続いており、MICEX市場でも通貨取引の規定を変更することも予定しているという。

変更の詳細は今の所明らかではないが、現状の1日の取引時間1時間から少なくとも3時間30分に延長されることなどが考えられている。

中央銀行の見解としては、近い将来ユーロがドルに対して世界市場で強含むと分析しており、ルーブルの安定と国内での外貨取引の拡大を急ぐことを理由に今回の比率改定を行うとしている。


バルトジャーナルにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://www.cpgbaltics.com

このニュース記事が掲載されているURL:
http://www.cpgbaltics.com/article.php?storyid=541