小売大手合併へ(ロシア)
投稿日時 2005-4-1 6:38:00 | トピック: Russia
| ロシアの2大小売チェーンのPerekriostokとSeventh Continentが合併に向けて話合いが持たれていることが30日明らかになった。
PerekriostokのAlexander Kosyanenko代表とSeventh Continentの経営陣の両者が30日に合併について最終的な話し合いの場を持っていたことを認めた。
今回両者による合併へ向けた話合いが持たれていたことが初めて公になり、将来に向けた巨大小売チェーンの株式公開(IPO)への軌跡となると期待されている。
Perekriostokでは、モスクワに98店舗を展開しており、他の地域に10店舗を展開している。同社の04年度の売上高は、税引き前で7億6600万ドル(税引き後では6億6000万ドル)であった。
一方のSeventh Continentでは、昨年末の時点で77店舗を全国に展開しており、今年第一4半期中に新に3店舗をオープンさせる予定である。
03年度のSeventh Continentの売上高は3億4220万ドルであった。(04年度分の決算は現在の所、未報告)しかしながら、昨年1-6月期の売上げは、2億2650万ドルに上っていた。昨年Seventh Continentは株式を公開しており、15%分の株式を売り出し、23億ルーブルを市場から調達している。
両社の合併話は、過去数年の間噂され続けてきていた。5年前には両社の合併が唯一外資の小売チェーンに対抗できる唯一の選択だと見られていた。
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