不法漁業でトロール船船長の日本人に法の裁き(ロシア)

投稿日時 2005-3-18 1:07:29 | トピック: Russia

カムチャッカ環境検察局が17日、日本のトロール船むるなか丸-28の日本人船長Araki Yasuzi氏に対し、ロシアの経済区域内で不法に漁業を続けていたとして同氏を告発したことを明らかにした。

同検察局によると、船長には最高5年間の収監が言い渡される可能性があるとしており、保釈金100万ルーブルを支払った場合、保釈が認められる。現在は、取調べが終了するまでの間ペトロパブロフスク・ カムチャツキー(Petropavlovsk-Kamchatsky)に拘留されることになる。

トロール船については、船主がロシア側へ損害賠償を支払いを済ませた後、同船は国連協定に則り帰還が許されることになる。

むるなか丸-28はオホーツク海でタラの水揚げ許可を取得していたが、2月初めにロシアの国境警備に2万2000トンを超える漁獲高違反により拘束されていた。ロシア側の被害総額は、30万ルーブル相当に上る。


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