株式売却資金の受け取り後は銀行預金?!(エストニア)
投稿日時 2009-12-9 2:01:00 | トピック: Baltic State
| TeliaSoneraによるエストニアテレコムの買収に伴い株主に株式買取資金が旧株主へ支払われたが、それらの資金が新たな株式投資へは回らず銀行預金として死に金になりかねないと経済ニュースBBNが伝えた。
証券市場は投資マネーが依然枯渇しており、流動性が乏しい状態が続いている。この状況では株価の値上がりも限定的で、証券市場に閑古鳥が鳴いている。
旧エストニアテレコムの株主は、現状を観察する形で状況を見ており、当初株主等へ支払われた資金が証券市場に大量流入し、株式市場が活況となるとの思惑は大きく外れる結果となった。
株式取得でTeliaSoneraが支払った総額は55億クローン(約464億7500万円)で、国が受け取った37億5000万クローン(約316億8750万円)を除く資金が個人投資家らへ支払われている。
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