不動産市場にいい兆し?!(エストニア)
投稿日時 2009-11-13 2:03:00 | トピック: Baltic State
| 経済ニュースBBNによると、依然、タリンの不動産市場は沈黙してはいるが、回復の兆しも見受けられるとし、マンション市場が回復しかけているという。
不動産会社1Partner KinnisvaraのKaili Tamm氏は、戸建てや更地などの売買は、タリン郊外のマンション市場が回復した後に活発化すると指摘し、例年、タリン郊外の住宅地のマンション市場から不動産市場は動きを活発化させ、郊外のマンションの購入を希望する若者にマンションを売却できた人達がタリン市内のマンションを購入もしくは市中心から15キロ圏内の戸建てを購入するというのがこれまでの不動産市場の回復パターンとなっている。
タリンの不動産価格は、ほぼ一般的な中堅の戸建て一戸が郊外のマンション価格の3倍といったものとなっている。
国土庁資料によると、不動産ブームが沸く以前となる2003年当時では個人の月収が8000クローン(約6万8800円)であったのに対し、郊外のマンション価格は1平米8824クローン(約7万5900円)となっていた。
その後の不動産バブルでは、所得を大きく上回るペースで不動産価格は上昇し、2007年には1平米2万2800クローン(約19万6000円)にまで高騰した。
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