ユーロ導入、本気なら更なる支出削減を!(エストニア)

投稿日時 2009-10-19 2:00:00 | トピック: Baltic State

LETAによると、エストニア雇用連合(EEC)が今年エストニアのGDPは15%縮小し、更にユーロ導入のためには支出を今年20億クローン(約174億円)削減する必要があると示唆している。

EECによる見通しは、財務省や中央銀行による試算よりも厳しいもので、財務省では今年GDPは14.5%減、中銀でも12.3%減を予測している。

同連合によると、エストニアがユーロ導入を成功させるためにはマースリヒト収斂基準をクリアする必要があるが、それをパスできない危険は高まっており、ユーロ導入チャンスは更に遠のく可能性が高いという。

同連合試算では、マースリヒト収斂基準をクリアする為には更に支出を20億クローン(約174億円)削減する必要があるという。

エストニア政府が目指す2011年度でのユーロ導入には、他バルト3国との違いを明らかな形で明確にする必要があり、景気回復もそのひとつとされている。


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