ユーロ導入はエストニア経済の生命線(エストニア)

投稿日時 2009-10-13 2:00:00 | トピック: Baltic State

経済ニュースBBNによると、ユーロ導入は外国人がエストニアに対する信用そのもので、ユーロ導入はエストニア経済にとって不可欠だとToomas Hendrik Ilves大統領が述べたという。

同時に、エストニア商工会のToomas Luman会頭は、エストニアで懸念される通貨切り下げは、ユーロ導入なしではあり得ないとしながら、ドイツや北欧からの外国人投資を呼び込むにはユーロは不可欠だといい、ユーロ導入は国家の安定を図る単純な目安に過ぎず、ゴールではないと指摘している。

一方で、元ハンサバンクの大株主であるIndrek Neivelt氏は、ただ単に盲目的にユーロ導入を唱えるのは危険だと述べ、同氏もユーロ導入は10年来賛成している事案だが、導入に向けて財政赤字をGDPの3%や5%に留める為に今後5年かかろうとあまり関係ないとの意見で、今、最も懸念すべきは失業率を低下させる事だと景気回復に重点を置くべきだと述べている。


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