経済危機で世帯平均63万クローンの損害(エストニア)

投稿日時 2009-9-25 2:02:00 | トピック: Baltic State

LETAによると、経済危機が原因でエストニアの各世帯では平均で63万クローン(約538万6500円)もの損害を被ったという。

エストニアの地元紙Eesti Päevalehtの試算では、多くの世帯でこの金融経済危機により資産を減らしたといい、特に不動産価格の下落が懐を直撃したという。

不動産価格は07年4月時点と比較すると平均で62万クローン(約530万1000円)も価値を落としており、不動産バブルの崩壊が各世帯を直撃した格好となっている。

また、所得も08年第2四半期をピークに下落基調は継続しており、当時の1万3030クローン(約11万1400円)から今日では1万1173クローン(約9万5530円)にまで平均給与は下落している。同時に各税金も引き上げられ、年金支給額も1287クローン(約1万1000円)も引き下げられており、市民生活は大きく困難な時期を迎えている。



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