今秋からデフレへ(ラトビア)

投稿日時 2009-9-10 2:02:00 | トピック: Baltic State

LETAによると、政府によるいくつもの財政支出削減政策もあり、今秋は更にデフレが加速するとアナリストが予測している。

9月に入り、既にインフレ率は0%まで下落し、10月には物価は昨年10月の水準を割り込むとNordea銀行のシニアエコノミストAndris Strazds氏は指摘する。

同アナリストは、年末までにデフレは加速し、昨年12月期比で3〜4%に達するという。

物価の下落は、収入も減っている消費者へは歓迎すべきニュースとなる。

また、物価が下がれば輸出力も上昇すると期待され、必ずしも悪い話ではないという。

大手銀行SwedbankのシニアエコノミストLija Strasuna氏も今秋のデフレを指摘し、同氏は10月早々にもデフレに突っ込むことになると予測する。

同行の予測では、2010年度は3〜4%のデフレになるという。


バルトジャーナルにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://www.cpgbaltics.com

このニュース記事が掲載されているURL:
http://www.cpgbaltics.com/article.php?storyid=4415